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「気持ちいい家」建築・設計デザインRクラフト株式会社

STAFF

地理人に会いに行く〜空想地図でバーチャルまちづくり

2019.04.25|STAFF2019:04:25:19:00:00

R.クラフトです。

突然ですが、皆さんは地図を見るのはお好きですか?

 

カーナビやGoogle Mapの普及で、最近では紙の地図を持ち歩く人はめっきり減りました。でも、旅をするのが好きな人なら、地図を見ながら目的地への思いをはせることもあるはず。もちろん本来の地図は、すでに地球上のどこかにある街や自然を平面に表現したものですが、今回ご紹介したいのは、地図の上に乗る都市そのものを想像の世界で「創る」人です。

 

地理人と自らを名乗る今和泉 隆行さんは1985年生まれ。物心ついたときから頭の中で架空の土地に都市を創り上げるシミュレーションが好きで、実在しない都市の地図を7歳から描き始めたと言います。10代の終わりにはグラフィックソフトをマスターし、地図創りの能力は格段にアップ。実際に彼が創る地図は実際の地図と遜色ない精度です。さらにその架空の都市のご当地のキャラクターをデザインしたりガイドブックを編集したりと、空想都市を活性化させ人を誘致する活動まで行なっているのです。(もちろん集客しても実際に行くことができる都市は、この世に存在しないのですが...。)


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今和泉 隆行さんが運営する「空想都市へ行こう!」のWebサイト。仮想世界へいざなう内容は必見です。http://imgmap.chirijin.com

 

「地図を創るには、都市計画や建築の勉強はもちろん、歴史から政治、経済まで幅広い知識が必要だ」と彼は言います。興味深いのは、この空想地図を創る能力は、他の分野への応用できるという点です。このことを、多重知能理論を用いて説明します。

 

多重知能理論という、IQに代わる新たな知能理論を提唱したのは、ハワード・ガードナー博士(Howard Gardner, 1943-)です。彼は数学や論理、言語的な能力を測るIQの手法に疑問を持ち、人間の能力を下記の7種類に分類し、個々の能力の可能性について研究しました。

①言語的知能

②論理数学的知能

③音楽的知能

④身体運動的知能

⑤空間的知能

⑥対人的知能

⑦内省的知能


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※多重知能理論を提唱したハワード・ガートナー博士。(画像はAmazon.co.jpより拝借しています)

 

実際にお会いした地理人の今和泉さんは、間違いなく「⑤空間的知能」が幼い頃から発達していたタイプです。かつては社交的ではなく、言語能力も優れていると言えなかったと彼自身はその頃を振り返るのですが、今はご自身で地理人として広報活動を行い、書籍も何冊も執筆されています。今和泉さんは、地図を空想する手法を、言語や論理、対人との付き合いにも応用できるのだと語っています。

 

私たちの仕事である建築も、空間的な知能は日々鍛えられているはず。意識して他の分野にも応用できるようにすれば、ひょっとしたら彼のように可能性の幅が広がっていくのかもしれませんね。


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今和泉隆行さんが執筆した「地図感覚」から都市を読み解く: 新しい地図の読み方」は314日に発行されたばかり。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、またお会いしましょう。



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